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ペラサイトにアドセンス警告が集中した理由
2009年2月11日
前々回はペラサイトで爆発的に稼げていた秘密、
前回は、ペラサイターに、アドセンスからの
大量警告が発生したことについてお話しました。
今後、このような悲劇に襲われることのないように
ペラサイトに警告が大量発生した理由について、
今回は徹底的に洗い出していこうと思います。
この理由を探っていくことで、
今後アドセンスからの警告に、
極力ビビらなくても良いようなサイト運営の仕方を
模索出来たらと思っています。
今回の内容に関しては、
アドセンスチーム以外には知りえないことで、
我々は予想することしかできないわけですが、
今手に入る材料で、出来る限りこの現状を
正確に分析してみようと思います。
■アドセンスの警告対象となりやすいサイト
まずは、これまで一般的に言われてきた
警告対象となりやすいサイトの特徴、
或いは警告の原因と捉えられる不正行為について
まとめてみます。
・コンテンツ不足
(1記事あたりの文字数が600文字以下が危ないと言われてきたが賛否あり)
・キーワードの詰め込み過ぎ
(過度に狙ったキーワードを不自然に詰め込むと警告率がかなり高い)
・広告の配置関連
→コンテンツと見間違うような配置
→広告の上に「スポンサードリンク」以外のテキストを置く
→見出し直下にアドセンス
・不正クリック
→自己クリック
→悪意のある第3者からの嫌がらせクリック
・ペラサイト
(以前から警告対象なのでは?と言われてきていたが賛否があった)
・リライト不足
(最近はかなり厳しいです。)
・NGワード
暴力、戦争、殺人、煙草、薬関連等、
アドセンスがNGとしているキーワードで記事を書く
また、報酬が高くなるほど、
警告率が高くなるのも
アドセンスの特徴でした。
よく言われる指針としては、
月10万円あたりから、警告が来る確率が
急激に上昇するということです。
これは、月10万円を稼ぎだしたあたりから
目視が入り出す・・・という説があります。
またここ最近、
・過剰な自作自演の被リンク
・サイトの上部がアドセンス広告で埋め尽くされて、
スクロールしなければコンテンツやメニューが現れない
(メニューより上にアドセンス広告があるとダメ・・的な警告内容)
こういった特徴を持つサイトも警告対象になっています。
魔の12月15日より少し前から増えているタイプの警告です。
■ニュータイプ警告:「ビジネスモデル」警告
では、今回の一連の警告の特徴を見ていきましょう。
魔の12月15日に起こった大量警告において、
今までにないタイプの警告文が送られてきました。
それを下記に引用します。
(読みやすいようにこちらの判断で改行を入れています)
----------以下引用----------
Google では、AdSense ネットワークに参加している
パートナーが Google のプログラムポリシーに従って
いるかどうかをスペシャリストが定期的に審査してお
ります。お客様のアカウントを慎重に審査した結果、
お客様のサイトおよび ビジネスモデルが AdSense
プログラムに適していないと判断されました。
AdSense プログラムにご参加いただくお客様には、
他のサイトにはない質の高いコンテンツを提供し、
ユーザーにとってアクセスする価値のあるサイトに
していただくことを重視しております。
これには、適切なコンテンツかどうか、
操作がわかりやすいかどうか、ユーザーの利便性が
高いかどうかなどの項目が含まれます。
検索エンジンのためだけに作られた誘導ページや、
オリジナルのコンテンツがほとんどない
アフィリエイトプログラムを使用したサイトには、
Google 広告を掲載いただくことはできません。
12月22日までに改善が見られない場合、
お客様の AdSense アカウントを 無効とし、
その時点ですべてのサービス提供を終了いたします。
お客様の未払い収益は、通常のお支払い
スケジュールに従ってお支払いいたします。
ただし、今後 AdSense プログラムに
ご参加いただくことはできません。
なお、こちらのメールアドレスは通知専用となりますので、
返信はご遠慮ください。
ご理解いただきますようお願い申し上げます。
Google AdSense チーム
----------以上引用----------
このタイプの警告が、
ペラサイトを運営していた人を中心に
今回、大量に送られてきたわけです。
ご覧の通り、具体的な指摘やURL指定はありません。
何がどういけないのか、
これだけではよく分からないわけですが、
注目すべきは「ビジネスモデル」という記述です。
ペラサイトにアドセンスを貼って、
他に出口を作らないでクリックを促すという手法自体が、
アドセンス側にビジネスモデルとして認められていない
ということかもしれません。
また、
「操作がわかりやすいかどうか」
「ユーザーの利便性が高いかどうか」
これに関しても、ペラサイトはGoogleにとって
操作が分かりにくく利便性が低いと
捉えられている可能性があります。
勿論、少数派ながら(?)、ペラサイト以外にも、
この警告文が送られているケースもあるようです。
しかし、圧倒的にペラサイトに警告が集まっているので、
ペラサイトの特徴を分析すれば、
ペラサイトでなくても警告が来たサイトの
問題点もある程度浮き彫りになると思います。
ということで、なぜペラサイトがいけなかったのか、
考えてみます。
■WEBの理念に反するリンク構造
ペラサイトの特徴の一つとして、
ページ間、サイト間のリンク構造が形成されず、
1ページで完結するという点があげられます。
それが
「操作がわかりやすいかどうか」
「ユーザーの利便性が高いかどうか」
という点に抵触する可能性があると考えられます。
これは、WEBという媒体の基本理念も関係してくると思っています。
WEBという媒体の特性として、「ハイパーリンク」という機能を使って
関連情報がリンクで結ばれ、自由自在に行き来出来るということがあります。
そういったWEBの性能を高く引き出したサイトこそ、
検索サイトであるGoogleが求める
利便性の高いサイトなのかもしれません。
その最も理想的な形なのが、Wikipediaのようなサイトなのでしょう。
そして、その真逆をいっているのが、ペラサイトというわけです。
ペラサイトのように他へのリンクが無い
WEBの特性や理念を全く無視したようなサイトは、
「利便性の高いサイト」と看做されないというのがあると思います。
■サイト滞在時間の問題
ペラサイトは1ページ完結型となります。
そのため、サイト滞在時間は異様に短いものになりますし、
1ユーザーあたりのPV(ページビュー)もかなり少なくなるわけです。
これは、先の「WEBの理念」の部分とも関係してきますが、
やはりそのサイトに長い時間滞在している人が多い方が、
ユーザーのためになる情報を提供しているサイトだと判断されるのは
ある程度自然なことです。
その意味で、これもペラサイトが利便性が低いと判断される
1つの要因になっている可能性はあるでしょう。
■コンバージョン率の問題
「コンバージョン率」とは、
サイトの訪問者が広告先で実際に購入や登録、
資料請求といったアクションを起こす確率を指します。
ペラサイトの場合は、
このコンバージョン率が低くなるのではないか?
と言われています。
その理由として最も大きく関係してくるのは、
不自然に高められたクリック率だと考えられます。
必要の無い人までもクリックさせてしまう仕組みが
コンバージョン率の低下を招いていると言えるでしょう。
つまり、出口がアドセンス広告以外に無い場合、
「もしも他に選択肢があれば、
そちらをクリックしていたのに、
他に選択肢が無いがために仕方なく
アドセンス広告をクリックしてしまうような
広告主にとってメリットの低い層」
のクリックを大量に発生させている
可能性があるというわけですね。
また、特に初心者ユーザーの人だと、
アドセンス広告を内部リンクと間違えて
クリックするような人が出てくる可能性も、
ペラサイトの場合だと飛躍的に上がってしまうと思われます。
さらに、これはペラサイトだけの問題ではありませんが、
よくアドセンスのノウハウとして言われることとしては、
ユーザーにストレスを感じさせて
クリックを促すというものがあります。
サイト訪問者に有益な情報を与えず、
出し惜しみして、ユーザーがストレスを感じて
サイトから敢えて去ってもらい、
その際に目についたアドセンス広告を
クリックしてもらうという手法です。
また、アドセンスサイトの多くは、
あえて改行をせず、
行間も詰め詰めにして、
読みにくくしているサイトが多いです。
そうやってストレスを感じさせて、
目についたアドセンス広告を
クリックさせようとすることも
割と基本手法として確立している感があります。
実際、訪問者の満足度が低く、
リピーターのつかないようなサイト程、
アドセンス広告のクリック率は高くなり、
逆に訪問者の満足度が高く、
リピーターが多いサイト程、
クリック率は低くなる傾向にあります。
こういった戦法を使って無理やりクリック率を上げる手法と
ペラサイトの手法は、非常に相性が良く、
クリック率を爆発させる方法としてよく用いられます。
こうなってしまうと、
よりコンバージョン率は落ちることとなるでしょう。
上記のような要因が複雑に絡んで、
ペラサイトのクリック率を上昇させ、
コンバージョン率を低下させるという、
アドセンサーだけが儲かり、
訪問者、広告主が迷惑を被るような
スパイラルが起こってしまっていると予想されます。
そして、クリック率が高いサイトに警告が多発する理由も
上記のような事情があるのだと考えられます。
やはり、内部リンクを充実させて、
ユーザーが必要とするであろう情報をしっかりと揃えてあげて、
選択肢を十分用意した上で、
それでも広告を広告と認識してクリックするような属性の人を
広告主のサイトに送り込んでやることが、
コンバージョン率の低下を防ぐより確実な方法なのだと思います。
勿論、ペラサイトでも情報の内容次第では、
コンバージョン率の高いサイトを作ることも可能でしょう。
ペラサイト中心でアドセンスで爆発的に稼いでいた人で、
警告が来なかった人もごく一部いたようですが、
その人のサイトは多分、情報の質が良く、
訪問者をうまく「教育」出来ていた可能性が考えられます。
ですから、情報の質を高め、訪問者を上手く教育して、
広告主のサイトに送り込んでやることが出来たら、
ペラサイトでも警告の来にくいサイトになるのかもしれません。
しかし、問題なのは、
こちらでそのコンバージョン率を計測して
把握することは不可能であるという点です。
また、どのような広告が表示されるかも、
こちらでコントロールすることはできません。
テストして把握できない以上、
こちらでコンバージョン率を
コントロールすることは出来ないわけですから、
記事の質を高めることでこの問題を解決しようとするのは、
やはりリスクが高くなると思います。
内部リンクを充実させて、
アドセンス広告以外の選択肢を訪問者に提供したり、
広告を内部リンクと見間違わないような配慮をして、
広告主が求めていない属性を流す可能性を
極力低くしてあげる方に力を注ぐ方が、
より安全で確実です。
クリック率ならば計測は可能ですので、
異様なクリック率のサイトが出てきたら
コントロールしてあげることは可能なわけです。
そうした上で、
クリック率が低くなろうとも、ユーザーのためになるサイト、
ユーザーがサイト内をくまなく循環するようなサイトを作ることが、
爆発的な報酬を短期間であげることは難しくなりますが、
Googleとも検索ユーザーとも末永くいい関係を築いていける
最も確実な方法なのだと思います。
■経済危機
この世界的な金融危機が、
今回の警告と無関係ではないと思われます。
コンバージョン率が低いと思われる
ペラサイトが一斉アボセンスを食らったのも、
広告効果の低いサイトを排除することで、
Googleの利益を守っているのでしょう。
Googleの利益の9割は広告収入と言われているくらいですからね。
Googleはリストラも発表しましたが、その一環として
アドセンサーも解雇されたという見方も
出来るのかもしれませんね。
■アドセンスで安全に稼ぐには?
ということで、警告話に関しては、今回でひとまず
終了としたいと思います。
正直、まだ書き足りないことはあるのですが、
これ以上はさすがにちょっと暑苦しいので、
無料レポートにでもまとめようと思います。
次回からは、安全に確実に手堅くアドセンスで稼いでいく方法、
及び現在販売されているいくつかのアドセンス商材についての
内容の検証等を中心にお話していこうと思います。
これまでは、
ダメなアドセンスサイトのお話になっていたので、
とにかく稼ぎたい人にとっては、
直接お役に立てる情報ではなかったかも知れませんが、
次回からは直接稼ぎに繋がる情報を中心に
お話出来たらと思っています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました^^
↓少しでもお役に立てたら、応援よろしくお願いします。
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2009年2月11日|コメント (2)|トラックバック (0)
カテゴリー:Google AdSense(アドセンス)
アドセンスからの大量警告~ペラサイトを襲った悲劇
2009年2月 6日
前回、ペラサイトによるアドセンスで稼ぐ手法に関する
メリット、デメリットをお話しました。
↓詳しくはこちらを参照。
結論としては、ペラサイトはアドセンスで爆発的に稼ぐには、
かなり有効な手法となっていたということになります。
しかし、それは、昨年の12月15日までのお話だった・・・
と言えるでしょう。
では、いったいこの12月15日に何が起こったのか?
今回は、それについてお話しますね。
■ペラサイトアドセンス実践者を震撼させた【魔の12月15日】
12月15日にペラサイトに起こった悲劇。
それはズバリ、アドセンスをしている人が
最も恐れているであろう
「警告」
です。
この日、Googleから、
ペラサイト運営者の一斉摘発ともとれる
警告ラッシュが起こりました。
多くのペラサイターは壊滅的な打撃を受けたのです。
ペラサイト以外のサイトはどうであったか?
というと、普段よりは多く警告が
飛び交ってはいたようです。
しかしやはり、警告がきた人の中では、
ペラサイトでの運営を中心に据えていた人が
圧倒的多数を占めていたようです。
これは複数のアドセンス塾や
商材フォーラムを見ても
顕著に見られる傾向のようです。
そして、この警告の内容には具体性がなく、
対策の施しようがない内容であったため、
今回警告を食らった人は、
全てのサイトからアドセンス広告をはずすことを
余儀なくされたわけです。
中にはこの対処を誤り、
アカウント削除になった人もおられました。
(「警告」だけなら、適切に対処すれば
アカウント自体は生き残ります。)
■12月15日は序章に過ぎなかった・・・1月20日の一斉アボセンス
12月15日での警告ラッシュ時は大丈夫だった人、
或いは12月15日に警告を食らったものの、
なんとか対処し、かろうじて難を逃れた人に
1月に入ってまた第2波の警告ラッシュがやってきました。
今回は、それほど報酬が高くない人にも
沢山警告が飛んできていたようです。
この時の警告はURL指定も多く、
警告をくらった人たちは、
指定されたサイトを削除し
再申請しつつ対処に奔走していた中・・・
・・・1月20日、その日はきました。
なんと、彼らのアカウントが
一斉削除。
所謂「アボセンス」というやつです。
ニッチキーワード+ペラサイト手法を主軸にし、
月10万~50万以上を稼ぐ塾生をごろごろと排出していた
とあるアドセンス塾がありましたが、
そこの塾生で月20万円以上稼いでいた人達は・・・
ここでほぼ全滅。
稼ぎが多くなればなるほど、
アドセンスのアカウントを失うことは
非常に辛いものとなります。
毎月入ってきていた何10万ものお金が
一瞬にしてストップしてしまうわけですからね・・・。
■恐怖のペラサイト狩り
これは、少し余談となりますが、
ペラサイトを襲った恐怖というのは
まだあります。
実は、某大手の匿名掲示板で
かなり多くのペラサイトのURLが晒された結果、
警告が多発するという事態が
以前から起こっていました。
晒された原因としては、
・ペラサイト実践者のサイトが、
もろアドセンス向けで内容が著しく薄いことに
訪問者側である彼らの怒りを買った。
・ペラサイト手法で稼いでいる人の中には、
50万円以上も稼ぎだしている人が多数いる
ということから嫉妬心が芽生えた。
上記のような理由があげられると思います。
特に、その中でも、
とある2つのアドセンス系の塾の
テンプレートで作られたペラサイトが
沢山上位表示されていたため、
その2つの塾のペラサイトが沢山狙われました。
結果、多くの警告が発せられ、
アドセンス広告が剥がされた
この2つの塾のテンプレートが使われたサイトが
数多く見られるようになりました。
とは言っても、
あくまでその晒しサイトの住人は、
「通報」しているだけで
不正クリック等をしているわけでは
基本的にはないようです。
通報されてアドセンスチームの目視が入り
警告が発せられるようです。
アドセンス報酬が殆どまだ上がっていない状態で
警告が来てしまった人の多くが、
このペラサイト狩りが原因である可能性は
極めて高いと思います。
一見、理不尽な仕打ちであるように
思えますが、裏を返せば、
「通報されたら困るようなサイトを作っていた」
とも捉えられるわけです。
とは言え、場所が場所だけに不正クリック等が
起こっていた可能性も否定はできませんので、
何にしても、こういった晒しサイトに
自分のアドセンスサイトが
載ってしまうことは
出来ることなら避けたいものですね。
■何故、ペラサイトに大量警告が?
では、なぜペラサイトは
ここまでアドセンスチームに嫌われているのか。
長くなりましたので、それに関しては次回、
詳しく見ていこうと思います。
この点に関しては特に、
アドセンスチームにしか分からないことではあるのですが、
実際に送られた警告文とも照らし合わせながら
原因を探ってみます。
そして、最終的に、警告が来ないサイト作りについて
私なりの見解をまとめたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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2009年2月 6日|コメント (3)|トラックバック (0)
カテゴリー:Google AdSense(アドセンス)
ペラサイトでアドセンスをすることのメリットとリスク
2009年1月31日
今日は、サイトアフィリエイターならば、
必ずと言っていいほど通る道である
アドセンスについてのお話です。
これから数回に渡って、
アドセンスでかなり流行っている手法の解説と
その危険性及び対処法、そして最終的には
アドセンスで安定的に稼ぐ方法について
お話ししてみたいと思います。
■ペラサイトでアドセンス
アドセンスで稼ぐ手法の1つとして、
ペラサイトの量産というものがあります。
この手法、アドセンスで稼ぐという点では、
最もポピュラーな手法の一つと言っても良いほど、
これまで、多くのアドセンス系のノウハウで
採用されてきました。
今日は、まずはこのペラサイトのアドセンスについて
じっくり見ていこうと思います。
■ペラサイトとは?
ペラサイトというのは、
様々な定義があるとは思いますが、
簡単に言ってしまえば、
1ページ完結型のサイトとなります。
特に、アドセンスで稼ぐ際に用いられる
ペラサイトの特徴としては、
・1ページ内にコンテンツを詰め込む
・アドセンス広告以外に発リンクが一切無い
・多くの場合、1カラムである
となっています。
■ペラサイトのメリットは?
ペラサイトのメリットとしては、
・作ることが簡単
・1ページ完結型なので、柔軟に、様々なジャンルを攻められる・・・etc
といったものがありますが、
最大のメリットとしては・・・
・異様に高いクリック率を弾き出せる
という点にあると思います。
ペラサイトのクリック率はとにかくやたら高くなります。
多分、普通に記事数の多いブログを作って、
アドセンスを記事の上部・下部、或いは
左サイドバーの一番上といった
クリック率が高いと言われる
ポジションに設置したとしても、
大抵3~5パーセント程度の
クリック率に収まると思います。
良くて10パーセントいくか?
といったところでしょうか。
ですが、ペラサイトの場合、
クリック率が10パーセントというのは寧ろ低いくらいで、
20パーセント、30パーセントもざらに出ます。
ページによっては80パーセントとか、
下手したら100パーセントを超えたりすることもあります。
何故、そのようなべらぼうに高いクリック率が
はじきだせてしまうのか・・・・
一番の要因は、単純に、
アドセンス広告以外の発リンクを
一切置かないという点でしょう。
出口がアドセンス広告しか無いので、
別サイトに移動しようとしたユーザーが、
目についたアドセンス広告をクリックしてしまう確率が
飛躍的に上がるというわけです。
この異様に高いクリック率を弾き出せるという点が、
アドセンス実践者にとって最も魅力となるでしょう。
ですから、多くのアドセンス系のマニュアルや塾では、
このペラサイトによるアドセンスの手法が採用されていましたし、
現在もまだ採用しているところもあります。
そんな魅力的で、威力のあるペラサイト手法ですが、
ではデメリットはあるのか?
はい、実はデメリットもあります。
■ペラサイトのデメリットは?
まず、ペラサイトのデメリットとしてはあげられるのは、
検索エンジンに対して不安定であるという点です。
ペラサイトは1ページ完結型であるため
内部リンクがほぼゼロに近い状態ということもあり、
検索エンジンにはそれほど強くないわけです。
だからこそ、ニッチで緩いキーワードを狙い
滑り込むという戦略でいくわけですね。
ニッチ戦略に徹し、
外部リンクをある程度
自作自演で貼ってあげるなどして
それなりにしっかりとSEO対策を施せば、
Googleであれば、ペラサイトでも割と安定して
上位を維持できることが多いのですが、
Yahoo!は変動がとても激しくなっています。
特に、アドセンスは諸々の理由で
Yahoo!経由のアクセスの方が
クリック率が高い傾向にあり、
ペラサイトに頼ったアドセンス運営をしている人の多くが、
Yahoo!の変動に一喜一憂している現状があります。
一時期、ペラサイトがyahoo!から
一気に飛ばされたこともあり、
ペラサイトのみで運営していた人は、
報酬を激減させてしまいました。
現在は、古いドメインのみ、
Yahoo!でも戻ってきています。
ですがやはり、現在はペラサイトに限らず、
新規ドメインで作ったサイトは
Yahoo!にはなかなかインデックスされにくい
状況が続いています。
こういった事情もあり、最近は中古ドメインというものが
特に流行り出しているわけですが、
この点については別の機会にでも詳しく取り上げます。
■それでもペラサイトは有効
このように、検索エンジン、
特にYahoo!の変動に弱いペラサイトですが、
それでも「メリット」のところで挙げた理由により、
アドセンスで爆発的に稼ぐには、
ペラサイトの手法はかなり威力がある
・・・と言えるでしょう。
最も効果的なペラサイトの運営方法としては、
キーワード調査にペラサイトを使い、
爆発的な報酬が上がってくるペラに対しては、
ページ数が多く内部リンクも充実した
パワーサイトへ移行するという
展開にもっていくことで、
検索エンジン対策も効率よく進められます。
以上のように、アドセンスユーザーにとって、
ペラサイトは、重要なアイテムとなっているのです。
いや、なっていました(過去形)。
魔の12月15日までは・・・
■ペラサイトに浮上した恐怖
つい先日、ペラサイト運営者にとって、
恐怖の出来事が起こったのです。
特に爆発的に稼いでいる人を震撼させました。
これは、検索エンジンの不安定度という点とは
比べ物にならないほど、重大な問題と言えるでしょう。
ペラサイトを襲った恐怖、それについては
次回じっくりお話したいと思います。
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